確定申告書類の作成方法

国税庁のサイトで作成

確定申告をする方法として、まず国税庁のサイトから書類を作成し申告することができます
最初に申告内容に応じて、給与所得や公的年金等の源泉徴収票、医療費の領収書等の必要書類をご準備下さい。
次に、国税庁ホームページの確定申告書等作成コーナーにアクセスし、画面の案内にしたがって必要な情報を入力して下さい。
税額が自動で計算され書類ができますので、そちらをe-Taxにより送信するか、印刷して郵送することができます。

会計ソフトで作成

FirmBee / Pixabay

次に、会計ソフトによる書類の作成方法があります。
個人事業主の方にとって必要な確定申告ですが、前提として会計の帳簿を作成することが義務付けられています。
青色申告(65万円の控除が受けられる)をする場合は複式帳簿という複数の帳簿を作成しなければなりません。
この複式帳簿とは主要簿と呼ばれる仕訳帳と総勘定元帳が2つ、目的別に取引を管理するための補助簿という帳簿が全部で6つほどあります。
そのような書類を一から作成しているとかなりの時間がかかることになります。

会計ソフトを使うと、短時間で書類を作成することができるようになります。
無料で沢山のソフトがでていますので、お試しされるといいのではないでしょうか。
なおソフトにはネットにアクセルするクラウド型とインストールするソフトウェア型とあります。
ご自身のネット環境などによって、より使いやすいのものを選ぶ必要があるでしょう。

e-Taxを利用する

e-Taxについては前述していますが、国税庁のサイトから書類を作成してそのままインターネットで送信できる方法です。
e-Taxを利用するための事前準備はマイナンバーカード方式とID・パスワード方式のどちらを選択するかによって異なります。
まずマイナンバーカード方式とはマイナンバーカードとICカードリーダライタ又はマイナンバーカード対応のスマートフォンが必要です。
マイナンバーカードをすでにお持ちの方は対応のスマートフォンがあればてっとり早いでしょう。
対応の機種は国税庁のホームページにのっていますので参照して下さい。

ID・パスワード方式とはID・パスワード方式の届出完了通知に記載されているe-Tax用のID・パスワードを利用して、e-Taxにより申請書を送信する方法です。
ID・パスワードの発行には税務署に確認書類を持参して本人確認することが必要になります。
マイナンバーカードが普及していないときの暫定的な方法です。
どちらの方法をとるにしてもマイナンバーカードを取得しておくことが望ましいでしょう。

手書きで作成

Peggy_Marco / Pixabay

手書きで確定申告する場合、申告書A・申告書Bと種類があります
申告書Aは所得の種類が給与所得・配当所得・一時所得・雑所得の申告用です。申告書Bは事業所得や不動産所得などの申告用です。
個人事業主の方は、基本的に確定申告書Bを使って確定申告をすることになります。
手書きで申請する場合はまず税務署で紙の申告書を入手し、1年間の所得について計算して記入していきます。
全てを自分で行うためミスがないか、入念にチェックしなければいけません。わからないところは、税務署の相談コーナーを利用してください。
ただしその時期はかなり混雑してますので申告書の提出においても時間の余裕をもっていくようにしましょう。

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください