確定申告の流れ

確定申告の受付期間

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確定申告の受付期間は、2月15日から3月15日までです。
ただし、土日祝日と被った場合は、翌営業日が期日になります。
たとえば、2月15日が土曜日だったとしたら、月曜日から、つまり2月17日が受付期間の始まりとなるので覚えておくといいでしょう。

確定申告書類を税務署の窓口に提出する場合には、税務署が開いている時間に行く必要があります。
基本的には、月~金曜日の8時30分~17時までが開庁していますので、その時間内に提出に行くといいでしょう。
ただし、申告期間中なら税務署や合同会場などで、土日の受付や確定申告相談などを受け付けているケースがあります。
平日に税務署に行けない場合には、最寄りの合同会場などを調べてみると安心です。

確定申告の出し方

確定申告の出し方は大きく分けて3つあります。

まずは、税務署や合同会場などに提出しに行く方法です。
この場合、必ず納税地の税務署に提出します。
提出先の税務署は、国税庁のホームページから調べられるので、分からない場合には検索してみましょう。
また、前述したように税務署が開庁している時間に行く必要があります。
申告期間中の開庁日時や合同会場の案内などもホームページ上に記載されているケースが多いので、調べておくと安心です。

確定申告の提出だけなら窓口でなくてもおこなえます。
税務署に時間外収受箱が設置されていますので、開庁時間内に行けない場合には書類を投函することで提出可能です。

2つ目は、郵送で送る方法です。
提出書類と添付書類をまとめて封筒に入れて、納税地の税務署あてに郵送します
3月15日が提出期限なら、その日の消印が押されていれば提出日に間に合ったということになるので覚えておきましょう。
ただし、郵送の場合には税務署の職員によるチェックが受けられません。
提出内容に不安がある場合には、窓口に提出したほうが安心です。

最後は、e-Taxです。
e-Taxとは、パソコンを使って作成した確定申告書類をインターネットで送る方法になります。
e-Taxで提出するには、事前申請が必要だったりICカードリーダーが必要だったりと、提出前の準備が必要なので若干手間がかかります。
また、マイナンバーカードも必要なので、カードを作成していない場合にはまずマイナンバーカードを発行する必要があるので注意しましょう。
ICカードリーダーでマイナンバーカードを読み込んだら、国税庁のホームページから確定申告作成をおこない、送信して完了です。

クラウド型会計ソフトの利用する

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確定申告書類を作る際には、クラウド型会計ソフトを利用すると簡単です。
クラウド型会計ソフトは、ソフトをパソコンにインストールする必要がなく、ブラウザ上で使えるので気軽に利用することができます。
インターネットにさえつながっていれば、どの端末からでもアクセスできますし、時間や場所を選ばずに作業が可能です。
銀行口座やクレジットカードとの連携もできるので、入力が非常に楽になるのも特徴でしょう。
取引内容を入力していけば自動で仕訳してくれますし、計算ミスなども防ぐことができるので、確定申告書類の作成時間を大幅に短縮できます。

クラウド型会計ソフトはさまざまな種類があります。
無料のものから有料のものまでさまざまなので、自分に合ったものや使いやすいソフトを選ぶことが重要です。
無料体験ができる会計ソフトも多いので、一度試してみるといいでしょう。

 

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