商品販売を複業に育てる

  1. 一番身近な複業⁉︎商品販売
  2. 商品販売を〝業〟にする考え方
  3. リスクオフの方法
  4. OEM商品のメリット・デメリット

商品販売は一番身近な複業⁉︎

holzijue / Pixabay

複業美容師では技術売上を『本業』と考えているので、商品販売歩合や役職手当などは全て『複業』での収入になります!
そうすると商品販売歩合は美容師にとって馴染みのある『複業』になると思います!

ただ〝業〟にするには自分の欲しい利益から販売目標や利益率などを考えないと不安定な収入源になってしまうので勿体無いですね!

商品販売を〝業〟にする考え方

商品販売を〝業〟にするには毎月の目標額を決めて達成することが大切になります!

技術売上を考えると過去の売上推移や新規客数やリピート率などを元に売上目標を立てることは多いと思います!
マネージメントをされている方だと月間の固定費やスタッフ数から利益率や損益分岐などから各スタッフの売上目標を立てている方も多いと思います。

では商品販売について同様のことをしっかりとしているでしょうか?

〝業〟とするからには毎月一定額の収入になる様に考えないといけません!

金額はそれぞれの目標に合わせて良いと思いますが、ちゃんとした〝業〟=収入源となる様に計画するのが大切です!
また小規模サロンやフリーランス美容師の場合は、闇雲に売ったり、無闇にアイテム数を増やしても管理コストが掛かってしまうのでアイテム数を絞ることをお勧めします!

例えば、月に10万円の利益を商品販売で出す目標を立てたとしましょう!

一般的にディーラーから仕入れた場合は販売価格の7掛けなので33万円分の商品販売が必要になります!
3000円の商品を販売したとすると110個、6000円だと55個の販売数が必要になる計算です!
これをサロンや自分の月間客数で割ると一人当たりの目標購入率が算出できます!

月の来店客予測が100人だった場合に目標個数を販売するのに1人一つ購入しても足らなくなりますが、その場合は単価の高い商品に売り物を変える!や複数購入できる様にセット販売にする!分母を増やすためにキャンペーンのDMを配信して商品購入だけでも来店する様に促す!など目標を達成するための方法を色々と考え出すことが出来ます!
目標を達成するのは大切ですが、それ以上に目標を立て→販売計画(戦略)を立て→実行して→考察すると言うPDCAをしっかり行うことで初めは未達成だった目標も達成に向かい複業の柱と育てられるのでしっかりと意識して行いましょう!

リスクオフの方法

商品販売に後ろ向きな方によく言われるのが、在庫リスクです!

確かに販売益よりも売れ残った在庫額が高ければ利益どころか損益になってしまいます!
しかし、売らなければ複業による利益も産まないので利益のためにはリスクを負わなければいかないこともあります!
またリスクを負えば負うほど高いリターンを得ることも出来ます!投資の考え方と同じですね!

それでもリスクを犯したくなければ他にもこんな方法があります!
①ディーラーと交渉して販売する分のみ仕入れた形にする様に商品を先出しして貰う
②お客様へ販売の時に受注販売にして商品を後から配送する

これらの方法を取れば販売分しか仕入れないのでリスクがゼロで商品販売の利益を得ることが出来ます!
ただ相手がいることなので①の場合はディーラーにのみリスクがある契約になってしまうので仕入額が高くなる契約になるでしょうし、②はお客様が直ぐに手に入らないなら要らないと言われ機会損失に繋がる可能性が高いです!
しかし、どちらの方法もノーリスクで利益のみ上げられる簡単な方法なので是非お試しください!

OEM商品のメリット・デメリット

AbsolutVision / Pixabay

最近はOEM商品を扱う美容師さんも多くなってきましたが、OEM商品のメリット・デメリットについて触れたいと思います!

OEMの最大のメリットはパブリック(メーカーが作った商品)に比べ、仕入れ値が抑えられるので利幅が大きい点です!
また自分の好み通りの商品を作ることが可能なので、納得のいく商品をお客様へ勧める事ができます!

デメリットとしては、利幅を大きくするには発注数(ロット数)が必要になるため在庫リスクを抱えることになります!

この両方のバランスをクリアすることや販売数を増やす策があればあるほどOEMは力を発揮します!

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