時間生産高を決める

  1. 1時間の価値とは?
  2. 集客を頑張らない
  3. 負担の少ない複業とは?
  4. 複業の可能性

1時間の価値とは?

あなたの1時間を売って下さい!と言われたら、いくらで売りますか?

理美容系の技術者なら所要時間1時間のメニュー単価がこれと同義になります!

このメニュー単価を空き時間なく労働時間を埋められれば、きっと凄い売上が達成できるでしょうが理美容系の仕事ではお客様の予約が入らない空き時間が存在します!
従来はこの空き時間を埋めるために新規集客をしたりリピート率を上げたりという手法を用いてきたのが理美容業界ですが、この空き時間にメニュー単価と同等、もしくはそれ以上の金額の収益が出るように〝業〟を行えばお客様がいない(呼べない)時間も有効に使えるようになり時間生産高が高まります!

集客を頑張らない

Pexels / Pixabay

従来型美容室では空き時間があると(特にデビュースタイリスト)集客のためにビラ配りをしたり、技術を磨くために練習、忙しいスタイリストのヘルプなどをしているのが多いと思います。
しかし、ネット時代の現代でビラ配りによる集客は費用対効果が薄いだけではなく時間生産性も悪い手法と考えられていますし、どんなに技術を磨いても披露する場がなければ宝の持ち腐れになってしまします。他のスタイリストへのヘルプもしっかりとした評価システムがないサロンではモチベーションを下げる効果にしかならずいい手法とはならないでしょう。

事実、集客で利益を伸ばしていた時代もありましたが現代ではどのサロンも苦労するポイントとなっていますし、上手くいかないとスタッフの離職にも繋がります。
そもそも空き時間をびっしりと埋めることを望むスタッフもいなくなっているようにも思います!

サロン経営に置いて集客はサロンの仕事でスタイリストの仕事ではありません。
経営者の仕事はいかにサロンの利益を伸ばし、どうスタッフに還元するか?を考えることです!

そのための手法の1つが集客に過ぎないことを理解して予約で空き時間を埋めてスタッフを疲弊させるより、利益を伸ばす他の手法をスタッフに提示して取り組むのも必要なことではないでしょうか?

負担の少ない複業とは?

利益を伸ばす手法として〝複業〟に取り組んだときにどんな複業を行えばいいのでしょうか?

空き時間を埋めることを優先してスタッフに負担を強いる複業はあまりお勧めしません。
負担があると言うことは長続きもしないですし、負担=作業時間が多いとも捉えられるので効率や時間生産高を考えると低い場合が多いからです!

逆に、負担が少ない=作業時間が少ないものを複業にすれば究極、時間をかけずに利益が出ることも可能です!

例を上げると、自社のECサイトを立ち上げて商品のネット販売などが考えられます!
サイトの構築を最初にしてしまえば、後の仕事は在庫管理と配送手続きだけになります。
こうすれば、お客様の施術中は勿論、休日や営業終了後の時間でも勝手に収益が上げることが出来ます。在庫管理と配送は空き時間で十分出来ます。

このように時間と手間をかけずに収益が上がる方法を行うことにより空き時間の収益化はもとより、お客様の施術中でも更なる収益化が可能になります!

複業の可能性

複業は空き時間の収益化の手法の1つですが、営業中の空き時間はもとより営業時間外や定休日も収益化できる手法です!

このことを活用し、24時間365日収益化させる手法を考えるのも経営者の仕事かもしれませんね!

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